Luupは、三輪・小型のユニバーサルカー「Unimo(ユニモ)」のコンセプトモデルを発表した。

同社は『街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる』というミッションの下、年齢・性別などの違いにかかわらず利用可能なマイクロモビリティとして本車両を開発。開発にあたっては、技術パートナーであるアイシンと、デザインパートナーであるGKダイナミックスの協力を得た。
本車両は「特定小型原動機付自転車」という車両区分にあたるため、16歳以上であれば運転免許不要で乗車することが可能。免許返納後の足としての役割も期待されている。
また、車両にはアイシンの「リーンアシスト制御」技術を採用。車速とハンドル角などの情報に基づき車体の傾斜角を制御することで、幅の狭い車両においても高い走行安定性を実現する技術だ。走行状況のデータをリアルタイムにキャッチし、それに応じて制御・アシストを行うことで、車両の姿勢を安定させる。
今後は試乗会などを実施した上で、2026年度中を目途に複数地域で実証実験を行い、シェアリングサービスへの本格導入を検討していく。
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