eiiconは、関西電力 土木建築部門と共創するイノベーションプログラム「KANDEN DOKEN SOCIAL-DRIVEN」の始動、ならびに関西電力のアセットを活用し、社会課題解決に寄与するアイデア募集を開始する。

募集テーマ
「KANDEN DOKEN×〇〇」
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共創アイデアの要件
- 関西電力アセットを活用すること
- 〇〇に社会課題を入れ、その解決に寄与するアイデアとすること
同プログラムで使用可能なアセット
関西地区を中心とした水力発電所や火力発電所などの有形アセットのほか、これまで土木建築部門として蓄積してきた技術や自治体とのコネクションなどの無形アセットが活用できるという。
- 火力発電アセット(発電所建屋、燃料タンク、煙突、放水路、物揚岸壁、橋梁、緑地、道路、石炭灰などの廃棄物、護岸、桟橋、人工島など)
- 水力発電アセット(発電所建屋、ダム、水槽、水圧鉄管、放水口、堆積土砂、流木塵芥、ダム湖、水路工作物:取水口・沈砂池・水路橋、ダム管理棟など)
- ほか有形アセット(廃止火力発電所設備・敷地、実験センターなど)
- ノウハウ・無形アセット(構造物・建物の建設・維持管理、自然災害リスク対策(地震、津波、高潮他)、スマートメーターを活用したエネルギーマネジメント、ZEB化、コンクリート構造物の品質管理、発電設備のある地域とのコネクションなど)
- 副産物(流木塵芥、ダム堆積土砂、石炭灰、煤、石こう、CO2、SOX、NOなど)
- 関西電力グループ会社アセット(株式会社KANSOテクノス、株式会社ニュージェック、株式会社Dshift、株式会社気象工学研究所、黒部峡谷鉄道株式会社、株式会社かんでんエルファーム、株式会社日本ネットワークサポート)
併せて最終採択後、PoC費用を関西電力が提供すると述べた。
同プログラムのスケジュール
- 5月15日:エントリー開始
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6月2日:16:30~17:30 プログラム説明会(オンライン開催)
- 参加申込フォーム(同プログラムの応募とは別)
- 6月30日:応募締切
- 7月上旬~8月下旬:書類選考・面談選考
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8月:最終選考(1DAYワークショップ)
- 応募いただいたプランを選考後にコンテスト形式のワークショップを実施し、同プログラムに参加するチームを選抜
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9月~:アクセラレータープログラム期間
- 同プログラムに選抜されたチームを対象にメンタリングや経営資源の活用等の支援を行う
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12月:成果報告会
- 同プログラム終了後に成果を発表
応募資格
- 法人登記がなされていること(企業規模は問わない)
- プロダクトやサービス、もしくはそのプロトタイプをお持ちであること
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