電通と日本経済新聞社(以下、日経)は、経営の質を評価する新たな「日経グロース インパクト スコア(日経 GROWTH IMPACT SCORES)」を開発し、企業価値向上のための共創サービスとして提供開始した。

同スコアは、マーケティングとコミュニケーションにおける知見を持つ電通と、経済・産業に強みを持つメディアである日経が協働で開発した広告・マーケティング業界初の「企業価値向上の共創サービス」で、企業は企業価値指標を一元的に管理できる。この指標は「日経企業イメージ調査」と電通の「企業共感度調査」を統合した「日経GISデータベース」を基盤としている。
同サービスは、指標を用いて可視化し発見された企業課題をもとに、「指標管理」「意思決定」「社会発信」という3つのフェーズを一体として設計し、社会への発信までを一貫してサポートするもの。なお、サービスの対象は、主要業界の上場・有力企業約300社を想定。
日経グロース インパクトスコアの基本レポート内容
①企業課題のレーダーチャート分析「日経GIS Turtle the Chart」
企業の経営課題を5資産・25指標で可視化し、企業評価をグロースさせる情報発信の基盤となる指標をチャートにしたもの。

日経GIS Turtle the Chart

日経GROWTH IMPACT SCORES

「日経GROWTH IMPACT SCORES」(5資産・25指標の内容)
②競合を一元で比較する「日経GIS Ranking/Bar Chart」
指標ごとに比較対象とすべき会社を設定することで、偏差値、ランキング形式で一元比較が可能。

日経GIS Ranking
③日経独自の生成AIなどによる詳細分析レポート「日経GIS AI Report」
「日経GISデータベース」を基盤に、生成AI「NIKKEI KAI」などが企業課題を多角的に分析。

日経GIS AI Report
④その他
①~③に加え、ステークホルダー別分析やエグゼクティブサマリー、戦略PRコンサルティングも提供可能。
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