NTT西日本は、「Spark-Edge For Next Challengers」第1弾の募集テーマ①「声の可能性を広げるビジネス~声の権利を守るクロスリンガル合成音声~」において、こんにちハロー、Parakeetの2社を採択した。
NTTファイナンスは、資金調達意向のあったこんにちハローに対して出資を行った。

採択パートナー
企業名 | 事業内容 | 代表者コメント |
---|---|---|
株式会社こんにちハロー | 動画生成AIに加えて「人」を用いた動画翻訳サービスを提供。元の声のまま他言語で自然に話すリップシンク動画が生成され、翻訳や映像を人が修正することで「高精度、短納期、低価格」の3つの特徴を実現。 | こんにちハローは、アニメや漫才などの動画翻訳を通じて日本文化を伝える支援をしてまいりました。NTT西日本様と共に権利保護など安心・安全にも力を入れて、日本のコンテンツを世界に届ける架け橋になれたらと考えております。 代表取締役CEO 早見星吾氏 |
Parakeet株式会社 | 自社開発した2つの生成AI(リアルタイム音声変換AI「Paravo」、テキスト音声合成AI「Paratts」)を活用し、3つの事業(コミュニケーション支援事業、音声広告事業、音声吹き替え事業)を展開。 | 日本のエンタメは世界で高く評価されており、今や、エンタメ産業は日本の主力産業です。NTT西日本様と共に、音声合成AIの力で、新たなエンタメ経済圏の創造とグローバル化を目指します。 代表取締役 中村泰貴氏 |
プログラム全体と今後のスケジュール

同プログラムは、2025年4月21日に募集を開始。書類選考を通過した複数社との面談選考を実施し、その後約3ヵ月で採択、出資を完了している。2026年度の事業化をめざし、10月以降、NTT西日本と採択企業でビジネスモデルや技術検証などを行う。
なお、募集テーマ②「推し活IDビジネス~ファンダム・エンゲージメント~」でも、現在採択・出資に向けて各種審査を行っている。
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