人件費は財務会計と管理会計の“見え方の差”に要注意
多くの企業で、費用を占める割合が特に大きい項目は人件費でしょう。人の増減や異動は事業の変化と連動するため、人件費予算を見れば事業戦略のストーリーを掴むことができます。

そんな人件費ですが、まずは「自社がどのように管理しているか」を把握するところから始めましょう。様々な企業の管理手法を見てきた私は、大きく分けて2種類の管理方法があると考えています。一つ目は、社員のコストを個人単位で積み上げ、部門ごとの人件費を集計・管理する方法です。中小規模の企業でよく見られます。実際にかかる費用を土台にするため精度は高い反面、運用の手間が大きいのは難点です。
