FP&Aにとって必須の「価値創造のフレームワーク」とは
栗原:戦略と財務を結びつける具体的なメカニズムとして、監訳された書籍『経営管理・ファイナンス部門のための FP&Aのすべてーーパフォーマンス管理、事業予測と計画策定、戦略的意思決定の全実務』(ダイヤモンド社)では、その中核に「価値創造のフレームワーク」があるとされています。このフレームワークについてお聞かせください。
鷲巣:このフレームワークは、株主価値を頂点に、それを構成する「6つのバリュードライバー(価値創造の要素)」と、それを実現するための「業務プロセス」や「選択された打ち手(M&A、新商品開発など)」をリンクさせる構造になっています。これは、単なる財務数値ではなく、競争戦略やマーケティングといった事業側の要素と財務的要素を接合させるための設計図です。
