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2016年は「IoT×知財」元年―オープン&クローズ戦略を実践する先進企業の未来予想図

グローバル知財戦略フォーラム2016 セミナーレポート:第2回

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IoT/インダストリー4.0時代における「つながる」ことのメリットと課題

 各企業の戦略上、IoTあるいはインダストリー4.0の重要度が非常に高まってきている。事業戦略と知財戦略を統合させるべきと考えた時、知財部門は何をすべきだろうか? 冒頭、モデレーターの渡部教授は、このように問いかけた。

渡部 俊也東京大学政策ビジョン研究センター 渡部 俊也 教授

 今、世界で250億台もの機器がインターネットにつながるという話がよく話題にのぼる。つながることで生産性が上がるのは間違いないが、同時に様々な課題が出てくるだろうと渡部教授。

 課題のひとつは、巨大なビジネスエコシステム上で、各プレイヤーがどのような関係を結ぶかということにある。つながればつながるほど、モノよりもソフトウェアの価値が高まり、産業のサービス化が促進する。そのビジネスエコシステムに参加する組織は、利益はどこに落ちるのかを考慮しながら、オープンにする領域とクローズにする領域の線引きを考えていく必要があるというわけだ。

オープン&クローズ戦略に基づいた知的財産マネジメントオープン&クローズ戦略に基づいた知的財産マネジメント
図版出典:『オープン&クローズ戦略 日本企業再興の条件 増補改訂版』(小川紘一・著)より

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