日本企業が「デザインシフト」を実現するための3つの方法
では、日本企業はこれらの変化にどのように対処すればいいのか。ブランドン氏は、デザインシフトを実現するための3つの要素を紹介した。
1つ目が、会社全体がデザイン的感覚を身につけること。日本企業の多くが、デザイナーはプロダクトの仕上げのみを担当している現状に対し、プロダクト・サービス開発の初期段階からデザイナーが事業をともにつくりあげる必要があると指摘。そのためには、経営者がデザイン的思考やビジネスにおけるデザインの重要性を理解すること。そして、それをリーダーシップを取りながら会社全体に浸透させなければいけない。