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【出張版】スタートアップの時代の終焉

「社会に良い影響を与えれば儲かる」という流れ―次のスタートアップのパーティー会場

第3回:次のスタートアップのパーティー会場を探して(前編)

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 元マイクロソフト・ベンチャーズ エヴァンジェリストで、2015年5月から自主サバティカル中の馬田隆明氏。「Medium」掲載の氏のブログが話題だ。記事転載(再編集)にて、スタートアップ時代の終焉とプロジェクト時代の始まりを探る本連載。  第3回目の記事は、「次のスタートアップのパーティー会場を探して」(前編)をお届けする。

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次のスタートアップのパーティー会場を探して

 「シリコンバレーのパーティーは終わった」と聞くことが昨年末、年始にかけて増えました。私も「Winter is Coming」に備えてメトリクスと利益に関するスライドを1月4日に出しましたが、その後次々とシリコンバレーのスタートアップのレイオフのニュースを聞くようになっており、まさに冬の到来を感じています。

 しかし一方で2016年に入っても大型のファンドが次々に組成されています。例えばここ一ヶ月だけでもAndressen Horowitzは約1,700億円、Peter Thiel率いるFounders Fundは約1,500億円、老舗Accel Partnersは約2,300億円のファンドを組成したというニュースがありました。

 また日本国内でもVCやCVC、大学などから新しいファンド組成のニュースが毎週のように飛び込んできます。

 ファンドを作った以上、どこかに投資してリターンを得なければなりません。そこで投資家は次のスタートアップ、次の投資先、いわば「次のパーティー会場」を探して様々なことを考えています。

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この記事の著者

馬田 隆明(ウマダ タカアキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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