各シナリオが起こる確率にも気が回るとベスト!
3シナリオの前提は、何も初年度の初期値に関するものだけとは限らない。他にも毎年の増減率などを対象とすることも可能だ。例えば、ベースシナリオでは毎年の売上数の伸びが2%だが、楽観シナリオではこれを5%、悲観シナリオでは0%などと置くことができる。
実際にこれらの結果を事業計画や提案に効果的に見せることを考えると、グラフで示した最終結果を3シナリオ並べるとその差が一目瞭然で伝わるだろう。もちろんその際には、公平な比較を可能にするために、縦軸の縮尺などを統一することも忘れないことが肝心だ。