SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

ビジネスアーキテクト養成講座

システムシンキングでビジネスモデルを検証する方法

第21回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

リソース補強とアクティビティ配置はオペレーション

ビジネスモデルを因果ループ図で表現する3
リソース補強ループ

 3つ目は、「リソース補強ループ」と呼ばれる均衡ループであり、ビジネスモデルの「オペレーション構造」に関連するものです(図7)。このシナリオは、以下の通りです。

 「何らかの理由でコンピタンスが減少する。この減少は、それを補うための協働ネットワークの増加を求める。結果として、アライアンスやジョイントベンチャーといったアグリーメント(合意)を増やす。それによりリソースが補強され、リソースを活用するコンピタンスが向上する」

リソース補強ループ図7:リソース補強ループ

ビジネスモデルを因果ループ図で表現する4
アクティビティ配置ループ

 4つ目は、「アクティビティ補強ループ」と呼ばれる均衡ループであり、これもオペレーション構造に関連するものです(図8)。このシナリオは、以下の通りです。

 「コンピタンスの減少が、それを補うための協働ネットワークの増加(パートナーシップの拡大)を求めるところまでは、リソース補強ループと同じである。一方、この協働ネットワークの増加は、価値生成のためのプロセスグループへの関与を増大させ、価値構成(プロセスグループの集合体)を活性化させる。その結果、オファー(プロダクトやサービスの質や量)を増やす」

 簡単に言うと、リソース補強ループとアクティビティ配置ループの2つは、オペレーション基盤内部のケイパビリティとリソースの過不足を、外部の力を借りて調整することで解決できる可能性を示しています。

アクティビティ配置ループ図8:アクティビティ配置ループ

次のページ
顧客接点と顧客との関係をインターフェイスで統制する

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
ビジネスアーキテクト養成講座連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

白井 和康(シライ カズヤス)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング