コミュニティを触媒としてイノベーションを化学的に再現させる
Supernovaとは、「10年間で2000億以上の新産業創出を行うスタートアップを生み出す共創型オープンコミュニティ」だ。DemoDay冒頭、コミュニティを共同運営するスローガン株式会社の前川英麿氏よりSupernovaの運営方針、今までの成果が発表された。
Supernovaでは、「コミュニティを触媒としてイノベーションを化学的に再現させる」をビジョンに、事業価値2000億円以上の新産業を生み出すスタートアップを1%以上の確率で創出するコミュニティとなることを目指している。投資対象とする領域は「評価しづらい、技術的・構造的に困難、回収期間が読めない等リスクが大きいが社会的価値が大きい領域」にチャレンジしていく、と語った
では、Supernovaでは、どのような「コミュニティ」と「プログラム」があるのか。その点も、発表された
起業家に限らない「オープンコミュニティ」をベースに、起業前段階のProject Roundに対応したプログラム「プロジェクト」、Angel Roundに対応したプログラム「スクール」、Seed Roundに対応したプログラム「アクセラレータ」の3つのプログラムで運営されているのも特徴だ。各プログラムは、卒業期限が6ヶ月以内に設定されている。
では、2015年12月から運営されているSupernovaでは、どのような実績がでているのであろうか。
60の組織が「コミュニティ」内にはあり、27社が「スクール」「アクセラレータ」プログラムの選抜社になり、そのうち42%が出資オファーを正式に受け入れた。投資受け入れの金額合計は、4億5000万円までに達したという。
前川英麿氏の説明後、「スクール」「アクセラレータ」プログラム選抜社の中から、8社が登壇した。