年次評価は不要?環境によって制度を変えられる柔軟性を
しかし制度は絶対ではない。環境や市場動向に合わせて見直しも必要になる。アメリカのあるコンサルティングファームでは、年次の人事考課は過去の評価に過ぎず社員のパフォーマンス改善につながらないとして廃止した。年次の人事考課の代わりに、1日の終りに現在の仕事やこれからの改善について評価することにしたのである。また、社員のランク付けも廃止し、他者との比較ではなく本人そのものを評価することで、モチベーション改善を目指した。
・参考 Accenture CEO explains why he’s overhauling performance reviews