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データ活用によるHRテック最前線

日本の人事制度がグローバル化を阻むこれだけの理由

ワークデイ株式会社 代表取締役社長 金翰新 連載【第三回】

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グローバル展開のためのカルチャー

グローバル展開にあたって、制度と同時に考えるべきことが、企業文化である。企業文化は、企業が作るのではなく、集まった人たちによって作られ変化していくが、人事部はそれをプログラムとして、どのように形にしていくかを考えていかねばらない。

海外では、企業経営において文化を非常に重視している。企業文化が従業員のゴール達成のモチベーションにも影響するものとして考えられており、そのために投資もするしディスカッションテーマとしても熱い。もちろん企業文化とは、単純に「社内にバランスボールや卓球台を設置する」「ランチを無料に」といった表面的なことを指すのではない。どういう理念のもとにそうした取組みがされており、その取組みの結果従業員にどういう意識を育むのか、ということである。

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金 翰新(キム ハンシン)

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