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AdobeのAI「Sensei」はコンテンツとデータの融合型インテリジェントサービス

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Adobeは先週開催された「Adobe MAX」で「Adobe Sensei」という名のインテリジェントサービスを発表した。AI、機械学習、深層学習のテクノロジーをクラウドサービスに組込み、クリエイティブ、デザインの領域と科学的なデータの領域を融合するというビジョンに基づくものだ。このほどAdobeのサイトでそのコンセプトと機能が紹介された。

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Senseiは日本語の「先生」に由来するが、ニュアンスとしては「指導者」「教師」を意味する。Adobeのプラットフォームに組み込まれた人工知能(AI)、マシンラーニング、そしてディープラーニングにおける深い専門知識を的確に表現した言葉だという。

Adobe Senseiは、Adobeがサービスを提供している市場における複雑なエクスペリエンス上の課題解決に特化しており、Adobe Creative Cloud、Adobe Document Cloud、Adobe Marketing Cloudのプラットフォーム全体にわたって、ユーザーがより生産的かつ迅速に作業を進められるように支援するもの。

Adobeはこれまでもクラウド型デザインツールであるCreative Cloudの中で、ユーザーのクリエイティブワークを支援するようなインテリジェンスサービスを提供してきた。これまで「Adobe MAGIC」と呼んできたこうしたクリエイティブ支援機能をさらに進化させたものが「Adobe Sensei」ということになる。イベント「Adobe MAX」の中で、CEOのシャンタヌ ナラヤン氏は、「もはやマジックではない」と語り、「デザインとデジタルエクスペリエンスを合わせた新しいフレームワーク」だと紹介した。

今回、Adobeのサイトに投稿された記事によれば、インテリジェントサービスとして、下記の特長を持つという。

膨大なコンテンツとデータ

高解像度画像やユーザーのクリックといった膨大なコンテンツとデータの匿名情報がAdobeのAI/マシンラーニングエンジンを強化している。

ユーザーに対する深い理解

Adobeが数十年にわたり蓄積してきた知的財産をAI/マシンラーニングの専門知識を、画像認識、分類、フォント認識、マーケティングアトリビューションやインテリジェント推奨など、ユーザーの関心が高い分野に応用できる。

Adobe Senseiのインテリジェントサービスはすでにクラウドソリューション内で活用されており、今回の発表によりAdobe Cloud Platform上で提供される共通フレームワークとインテリジェントサービスの拡大に向けて、投資を拡大していくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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