爆発的に増加するIoTデバイス
IoTにおける重要なトレンドの一つは、インターネットにつながるモノ(プロダクト)の数が飛躍的に増加することだ。インターネットに接続されるデバイスは年平均35%ずつ増加するという見方や*1、2020年には500億個にも達するとする予測もある*2。2014年時点で、世界のスマートフォンの台数が14億台と言われていることを見ると、いかに多くのデバイスがインターネットにつながることになるかがわかるだろう*3。こうしたインターネットにつながったデバイスがもたらす経済価値は2020年に4.5兆ドルにも達すると見られている。*4
IoTがもたらす価値が大きな分野として、表1の例が挙げられる。自動運転車から生活支援、スマートメーター、交通、ビルの自動化まで様々な分野に渡っていることがわかる。