人材関連データの統合に立ちはだかる「システムサイロ化の壁」
——ご紹介いただいたような「ビッグデータの人材戦略への活用」を実現するのにあたり、課題として感じていること、障壁となっているものにはどのようなものがあるのでしょうか。
データ活用を目的とすると、システムに対する最たる不満は、「システムの分断、サイロ化」でしょう。モジュールなどがつぎはぎ、バラバラで、新たに何かを追加する場合も手間がかかり、コストが掛かる。当然ながら機能としてもシームレスに稼働させていくことが難しい。となれば、データもバラバラに分断された形で存在することになります。