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「水平型コラボレーション時代」のUX

なぜ業種の垣根を越えた「水平型コラボレーション」が、“UXを最大化”するのか?

「水平コラボレーション時代」のUX:第1回

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業種の垣根を越えてユーザーの願いを叶える先に「UXの最大化」がある

 現代において垂直型の大企業は、既存の巨大な組織とリソースを前提にビジネスや製品を考えるため、大きなUXを生み出すことができないでいる。どれだけ綿密に市場調査を行っても、ビジネスや製品の前提になっているのが、垂直型のビジネスモデルと既存のリソースであるかぎり、ユーザー自体をビジネスモデルの中に取り込んでいる企業、さきほどのAmazonの AWSや、AppleのようなUXは生まれない。

 これに対して、UXのためにゼロからビジネスを組み立てる企業は、小さなスタートアップ企業でも、必要な技術や能力を持つ他の企業と柔軟にコラボレートしながら、大きなUXを素早く生み出し、提供することができる。

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この記事の著者

松島 聡(マツシマ アキラ)

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