ビジネス・モデルと実現のシナリオを描く
次に、この「あるべき姿」を実現するためのビジネス・モデルやそこに至るシナリオを「思想としてのIT」を前提に大胆な発想で考えてゆくといいでしょう。例えば、
- これまではコストがかかりすぎてとても考えられなかった
- 高度な熟練が必要で人間にしかできなかった
- 業務の連携や人のつながりが簡単には作れなかった など
かつての非常識はいまでは常識になっていることも少なくありません。「そんなことはできるはずはない」といった思い込みをしないで、テクノロジーのトレンドやデジタル・ビジネスの事例を丁寧に調べ、新しい常識で可能性を探ることです。