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グローバル・ヒューマン・キャピタル・トレンド2017

日本企業でベンチャー留学やMBA留学した社員が辞める理由──評価制度と組織文化

ゲスト:デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員 ヒューマンキャピタルリーダー 土田昭夫氏:後編

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MBA留学もプロボノも、多様な経験が活かせる「組織文化」が無ければ意味がない

宇田川:
 「キャリア&ラーニング」というテーマについてもお伺いしたいのですが、分野型横断の経験が重要という点、これは経営学では“越境”と言います。自分の世界と違う世界に出ていく経験です。最近はプロボノや会社間での留学制度のようなものが注目されるようになってきていますが、そういう動きはグローバルでも見られるものでしょうか?

土田:
 例えばプロボノで途上国のプロジェクトに行くような、そういう経験がリーダー育成の非常に重要なパスのひとつになっているという話がありますね。日本の企業も随分興味を持たれていますが、どうなんでしょうね……。昔、MBA留学をさせると結局は会社を辞めてしまうということがあったのと同じで、色々なものの見方を獲得してきた人が戻ってきても、会社がこれまでと変わらなければそういった経験を活かすことができず、何のために行ったのか分からなくなるかもしれませんよね。結局は、多様な経験が価値につながるような環境を作ることが大事なのだと思います。

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