「ワークからライフへ」──リビングテックが切り拓く未来
続いて、各社が考えるシェアリングエコノミーにおける「ビジネスの未来」を語り合った。
山崎氏は、ソーシャルアパートメント事業の規模拡大はさることながら、ホテル事業も強化していることを明かす。「旅行の醍醐味である、現地の人との交流をホテルで体験できるようにしている。ミレニアム世代を中心に可能性を感じていて、ワークという機能をハイブリットさせた新しいホテルを京都でオープンさせた。旅行者との交流もあるが、ローカルの人との交流、さらにはコワーキングユーザーが入ってくることでより面白い多様性のある交流・出会いが体験できる」と話す。「live、work、stayといったものを人それぞれ再定義していて、マージして、垣根を低くしていく。そういった文化を作っていきたいと思う。非常に面白い社会になっていくんじゃないか」と結んだ。