望ましい成果を実現するための4つの「データ活用パターン」
「ステージ1」において次にすべきことは、各々のジョブステップにおける望ましい成果、望ましい成果の実現を阻む障害や制約を明らかにしていくことです(図3)。望ましい成果は、測定可能な単位(例.時間、回数/頻度、可能性/確率、数量/合計など)で定義することが重要です。これによって、望ましい成果に対する客観性を与えることができると同時に、投資対効果(ROI)を推定するためのベースにすることができます。
全てのジョブステップにおける望ましい成果の合計は、100を超えることもあるかもしれません。したがって、以下の2つの尺度において望ましい成果のプライオリティ付けをしていくことが次に重要となります。