楽天大学学長 仲山進也さんが「トラリーマン」である理由
藤野:仲山さんと話してみてすぐに、「トラリーマン」に会えた!と思いましたよ。仲山さんが所属する楽天といえば、すごく規律が働いている会社というイメージがあったので、「学長」という肩書き、緩やかなフォームで事業を担っている方がいるということがまず意外で。
創業初期のメンバーは起業している方が多いのに、謎の肩書き(笑)で自由に動き回っている。三木谷さんも懐が深い!と思いましたし、「やはり“楽市楽座”を原点としたワクワク感を大事にしている会社なのだな」と、楽天という会社を再定義できました。仲山さんという人の存在を通じて、楽天がAmazonとはまったく別物のビジネスモデルなのだとあらためて腑に落ちました。いろんなお店が混じり合った“ドン・キホーテ”のような場なんですよね。
仲山:Amazonさんは巨大な1店舗なのに対して、楽天市場は数万店舗の集合体だから、店長さんたちを応援するのが大事な仕事になるというお話をしました。