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トラリーマンに学ぶ「働き方」

600人のマネジメントサイズからひとりチームへ──「痛みを伴う転換点」を好機にする仲間探しの旅とは?

第3回対談ゲスト 野村総合研究所 未来創発センター 2030年研究室室長 齊藤義明氏:前編

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どうにか生まれた「新事業」を水平展開で“劣化コピー”にしないためには?

仲山:2030年研究室という部署は、社内ではどういう位置付けになっているんですか?

齊藤:野村総合研究所の2大事業柱はコンサルティングとソリューションですが、僕のチームはそのどちらともちょっと違った役割を持っています。野村総合研究所らしいブランド発信を、2大事業ではなかなかしづらい角度から仕掛けていくことだと自分では理解しています。100人の革新者を3年以上もかけて開拓することや、そのイノベーションのエッセンスを地方創生の現場に活かしてゼロからイチの新事業を生み出すといったことは、手間がかかり儲けもない事業ですので、通常の事業ラインでは無理です。しかし、野村総合研究所の存在価値を社会に示す上でこうした挑戦は必要だと思っています。

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