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SDGsから未来の市場を創る

バックキャスティング思考で実現する、21世紀に伸びつつある“第5の競争軸”とは?

第4回(最終回)

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「バックキャスティング(backcasting)思考とは何か」──望ましい未来から立案する

 「バックキャスティング」は、特に1970年以降にエネルギー分野で用いられた計画の手法であり、後に、持続可能な発展に向けたプランニングの分野でも活用されるようになりました。この手法の生みの親の一人は、エイモリー・B・ロビンス(ロッキー・マウンテン研究所)と言われており、1970年代半ば、エネルギー政策の転換を展望する時に、バックキャスティングの必要性を訴えています。その後、スウェーデンの環境NGO(非政府組織)「ナチュラル・ステップ」の創始者であるカール・ロベール氏が提唱し、1997年にスウェーデンの環境保護省が“Sustainable Sweden 2021(2021年の持続可能性目標)”というレポートで使用したことで広く知られるようになりました。

 日本でも国土交通省や環境省などの長期ビジョン策定に活用されたり、民間でも10年、20年先の長期経営ビジョンを作成する企業が増えてきたりと手法の導入が進んでいます。

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末次 貴英(スエツグ タカヒデ)

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