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「顧客のジョブ」から考えるイノベーション

顧客のジョブから考えるイノベーションの最終段階は「アイディア評価」──ジョブを統合しフィットを検証する

「顧客のジョブ」から考えるイノベーション:第7回

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「コンセプト/アイディアの評価」は、制約の中で「顧客の視点」と「組織の視点」で実行する

 顧客のジョブを中心としたイノベーションプロセスにおいては、優先度の高いニーズ、適切なプロダクト/サービス戦略、顧客の支払い意思という制約の中で、最も経済価値の高いポテンシャルをもつ少数のアイディアを生成し、顧客の視点(顧客のジョブ履行を劇的に改善するか?)、次に組織の視点(これは自社に成功をもたらすか?)という2つの大きな視点で評価していきます(図7)。

 顧客の視点における主要な評価基準は、ジョブ履行に関するスピード、安定性、アウトプットをいかに劇的に改善するかどうかです。例えば、「農地を耕すために必要な時間を最小化する」というニーズに対するアイディアはスピード、「農作物の発芽時期が遅れる可能性を最小化する」は安定性、「出荷可能な農作物の収穫量を最大化する」はアウトプットに関するものです。

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白井 和康(シライ カズヤス)

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