トラリーマンに共通する資質は「良き翻訳者であること」
仲山:守屋さんとのつながりは?
伊藤:守屋先生が講師を務める『孫子』勉強会が5年ほど続いていて、第1回から参加させていただいております。守屋先生は弟子をとらない主義なので弟子にはなれないのですが、私は勝手に恩師だと思っています。感謝し、尊敬する理由は二つで、一つは大切に育て、然るべき人とつなげてくださること。もう一つは、書く文章が誠実であること。守屋先生の本はいつも、「ここまで分かりました」という事実を明示して、後から訂正があればそれもきちんと書く。