個々のプロダクトデザインから「社会システムのデザイン」へ
デザイナーはいかにして、変化し続ける社会のニーズ読み、発展する未来学習システムをデザインすることができるのであろうか。従来のようにプロトタイプやアーキタイプを作るだけではなく、学習システムを作っていくことが求められている。そして、その取り組みは、テクノロジーと人間の関係性を方向づけることになるだろう。
例えば、センサーによって受信されたユーザーの経験が反映されるシステムを作る場合、そこに人間のデザイナーや技術が介入して、システムがどう作用するかを決める必要がある。このようなアプローチを導入することは、とりもなおさずデザインのプロセスには終わりがなくなるということを意味する。