循環型デザインへの移行とは、製品とユーザーの「関係性のデザイン」をする“複雑なデザイン”の時代への移行
これまでは人工物である製品が人や動物のように何かを感じ取り、自分で何かを調整をすることはできなかった。まして人とコミュニケーションを取るなどといったことは、数十年前まではSFの中の出来事だと考えられてきた。しかし、昨今のAIの台頭がそれを可能にしつつある。今日我々は、AIベースのアシスタントチャットボットやAI搭載のスピーカー、ロボットなどを使うことができるのだ。
「AIなどのテクノロジーは知性を伴っているように見えるときがあります。このことが、デザイナーにとって大きな課題となりつつあります」とティム・ブラウンは指摘する。