企業とメンバーのビジョンをつなげる――OKRの目標設定によるコミュニケーション
OKRでは、透明性を保って目標を設定します。そのとき、変革に向かうための目標の全体像が見えるが故に、戦略の矛盾や「変革」のための施策にメンバーが納得できないことがあります。一度目標に対する疑念が生じると、十分な創意工夫がなされず、パフォーマンスの低下を招いてしまいます。副業が解禁され、人材の流動も高まりつつある日本では、「1つの企業で働き続けること」の意味が問い直されています。そのような流れにおいては、メンバーを巻きこんで、彼らのビジョンを企業のビジョンに結びつけるようなコミュニケーションが必要不可欠となります。
実はOKRは、こうしたメンバーのビジョンと企業ビジョンとを結びつけてくれる役割を果たすものでもあります。それはどういうことでしょうか。