データセイバーブートキャンプ受講の目的はデータ分析を社内に広めるため
──まずは「DATA Saber」と「Tableau DATA Saber Boot Camp」がどのようなものか田中さんにお聞きします。
田中香織氏(Tableau Japan株式会社、以下敬称略):私たちは、BI(Business Intelligence)やデータ分析のカルチャーを広げる中心人物として「DATA Saber(以下、データセイバー)」を育成しています。「Tableau DATA Saber Boot Camp(以下、ブートキャンプ)」は、Tableauユーザーを集めてデータセイバーを育成するプログラムです。ブートキャンプでは、ツールを使いこなすスキルに加え、データ分析の文化を社内に展開していく力も習得していただいています。私たちはデータセイバーに「周囲に伝える」ことを期待しており、ユーザー企業の中でも、特に社内外に伝える意識を強く持った方たちに受講していただくようにしています。
──ありがとうございます。それでは、みなさんはなぜデータセイバーを目指そうと思われたのか教えてください。
徳谷有三氏(NECソリューションイノベータ株式会社、以下敬称略):ツールを自分の手足のように使えるようになること、データを視覚化する際、その表現を使った理由を語れることを期待して受講しました。また、会社としてもデータを活用できる人材の育成が課題だったので、社内に広められるようになりたいとも思っています。
大野俊氏(株式会社IHI原動機、以下敬称略):これまで3年間Tableauを一人で学んできましたが、分析文化を広めるノウハウを学ぶことで、社内でデータ活用を推進する仲間を増やしていきたいと思い受講しました。
酒井悠亮氏(一橋大学/エクスチュア株式会社、以下敬称略):データドリブンの考えがあまり浸透していない若者にBIを普及していくことが自分のミッションだと考え、今回学生ながらに参加しました。インターン先の会社(エクスチュア)からも、ツールを使えるだけでなく、データを作る・使う・伝える、そして人材育成まですべてを担える人材になるようにと送りだしてもらっています。
荒木和也氏(株式会社ビズリーチ、以下敬称略):社内でもBIチームに所属しているので、データ分析を社内に広げる人材になりたいと思い受講しました。
小野甫氏(株式会社日本能率協会コンサルティング、以下敬称略):会社はTableauを導入してまだ半年ぐらいですが、データ分析技術では自分は社内で一番、との自信はありました。そこで、社内でTableauを使ったデータ分析の文化を広め、根付かせるために参加を決めました。
木村雄基氏(株式会社NTTドコモ、以下敬称略):約1年前にデジタルマーケティングに関わる部署に異動になり、膨大な社内データの活用にまだまだ課題があると感じています。自身のデータ分析力向上だけでなく、社内のデータ活用をマネジメントレベルでも推進していきたいと思い受講しました。