ビジネスデザイナーに必要な「Addressing Imbalance」
PwC入社後、1年ほどは苦労したが、岡橋氏は次第に自身のクリエイティブの力、ストーリーテリングの力を活かしてコンサルティングを行うようになっていく。
その頃担当したのは、スペキュラティブデザインとビジネスを掛け合わせたような未来についてのプロジェクト「思索的未来デザイン」である。最終的にはストーリー形式で未来を紹介したが、その背後には100ページほどの分析資料があったという。そして2019年1月、岡橋氏はBCG Digital Venturesに移る。ボストン コンサルティング グループが設立した、大企業とともにゲームチェンジングなベンチャーやサービスを創出する組織である。