バンをオフィスに。モビリティの未来は地域に広がるコミュニティにあった
栗岡:成瀬さんは、バンで移動しながら日本の観光の可能性を探っています。なぜバンをオフィスにしたんですか?
成瀬:僕たちのガイドは場所に根付いています。だからその場所に行って、関係性を作ること、タッチポイントを作ることが大事。バンで現地にいると地元の方におもてなしいただく一方で、バンがコミュニティの旗印のような存在となり、いつの間にか地域の方々をバンでおもてなしするようになります。そして、2か月も滞在すると、バンはモビリティの機能よりもそこを中心にコミュニティが生まれ、自然と事業機会が生まれます。