データの世紀と言われる昨今。データの年間生成量は急増しており、2025年には年間175ゼタバイト(ZB)を超えるデータが生成されると予測されている。これは2018年と比較すると約1.6倍に達する。
こうした中、今回Veeam Softwareが発表した最新の調査結果によると企業の73%で、データやサービスへのアクセスが何らかの理由で中断したことにより損失が発生しているという。その金額は標準的な企業で年間2,000万ドルにのぼることが明らかになった。日本市場との比較データは以下のとおり。
- 日本企業の69%で、データやサービスへのダウンタイムによる損失が発生(グローバルは73%)
- 日本企業1社あたりの年間損失額は平均8,580万ドルでグローバル(平均2,000万ドル)の4.3倍
- 日本企業の92%が、2019年中のクラウド・データ・マネジメントへの投資により状況の改善を計画(グローバルは93%)
- 日本企業1社あたりの投資予定額は平均1億500万ドルでグローバル(平均4,100万ドル)の2.6倍