すべての企業は「デジタル企業」ではなく「テクノロジー企業」であるべきだ
スマート・シングスのジレンマ
ホームスピーカーや自動運転車、倉庫の自動化などが実用化され、スマートデバイスの数は加速的に増えていく。そのとき、新たな課題が出てくるとドーアティ氏は話す。それぞれのソフトウェアやハードウェアは定期的にメンテナンスしなければならず、アップデートも必要となる。その際、「ベータ版に伴う足かせをいかに取り除くか」が重要になる。継続的に進化しなければならならず、その負荷を乗り越えなければならないのだ。
これから750億台のスマートデバイスが世界中で稼働するといわれている。それに伴って、スマートデバイス領域で市場規模は1兆ドルを超えるとアクセンチュアは予想している。