今回「リモートワークに役立つサービス カオスマップ2020年版」を公開したCAMELORSは、リモートワークサービスの傾向として、以下の2点を挙げている。
1.単純な管理から成果創出へ向けたツールが増加
プロジェクトやタスクの業務管理だけでなく、各メンバーのパフォーマンス状態が一目でわかるような、マネジメントに役立つサービスも増加している。また、Web会議ツールの利用者が急増しており、インストールなしですぐに使えるだけでなく、会議中の挙手を表現できたり、映像の背景が気になる時に「バーチャル背景画像」で背景を変えられたり、ちょっとしたユーモアでコミュニケーションを円滑にすることができる機能も出てきている。
2.複数のクラウドサービスを1つのプラットフォームで実現するiPaaS領域が注目
複数のツールを導入している企業では用途によって使い分けが発生し、ムダな業務や情報管理の手間が増えてしまうケースから、iPaaS(Integration Platform as a Service)といった、異なるアプリケーションをつなげ、データを統合したり、システムを連携させたりするクラウドサービスが注目され始めている。