今回の統合により、リテール、ホスピタリティ、交通、商業ビル管理などのシナリオにおけるIoTアプリケーション向けのリアルタイム顔認識と訪問者の性別、年齢、感情の分析を行うことが可能となる。
サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は、「訪問者の追跡、顧客層の分析、VIP訪問者の特定などの強力な機能を発揮するFaceViewに、コアとなるサイバーリンクの顔認識技術を提供することで、アドバンテックと提携できることを誇りに思っています。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の権威あるFaceMeの顔認証ベンダーテストにより、サイバーリンクはAI顔認識の世界最高ランクのプロバイダーの1つとなっています。柔軟性に優れたエッジベースのアーキテクチャは、FaceViewのようなソリューションに最適です」と話す。
また、アドバンテックのエンベデッドIoTグループプレジデントのミラー・チャンは、「AIは産業用IoTの開発において最先端の技術であるため、アドバンテックはサイバーリンクと連携して産業用 AI顔認識用アプリを開発しています。サイバーリンクの最先端のAIエンジンをコアシステムに採用し、アドバンテックのEdge AIハードウェアプラットフォームを搭載したFaceViewは、スマートシティ領域におけるインテリジェントな来訪者管理と入退室管理の実現を目指しています」と話した。