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なぜ日本企業のDXは進まないのか──ドーモ守安氏が語る、データ活用の3つの障壁と経営戦略と起業家精神

Biz/Zine Day レポートVol.1:ドーモ株式会社 守安孝多郎氏

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データ活用を経営変革に結びつけるために必要な“起業家精神”とは

 守安氏は「最も大切なのは“起業家精神”ではないか。ビジネスを成功させるためにデータをどう使うか必死に考えることが、まだ日本では十分ではない」と警鐘を鳴らす。たとえば米国では、80年代の映画『摩天楼はバラ色に』(原題:The Secret of my Success)でも手書きでデータを可視化し、それを利用してのし上がろうという表現があった。それがいまやデジタルで自動化され、瞬速で実現できるようになっている。

 「それに何とか追いつくことはできないか」と守安氏は語り、「データは必ず存在し、自社になくてもマーケットにはある。それを自社のビジネスに活用しない手はない。しかし、そうしたマインドとモチベーションを保ち、データ活用のアイデアを実現する可視化作業は大変であり、さらに定着させるのにエネルギーが必要となる。そこでDomoでは、クラウドBIツールでデータと人、人のアイデアを結びつけ、お客様のビジネスの最適化に役立てるために自動化し、最短でビジネス効果を出すためにコンサルティングを並走させている。それがDomoの価値であり、ミッションである」と力強く語った。

 DomoはBIツールでありながら、経営やビジネスと網羅的に結びついているという意味で企業向けのビジネスクラウドプラットフォームでもある。これをオンプレミスで構築するには、途方もない時間と外部を含めた人材、莫大なコストが必要になるだろう。Domo Business Cloudでツールと環境を提供しつつ、ビジネスやテクノロジーなどの専門コンサルタントが伴走する、その強力な2つのアセットがスピーディに手に入るのもDomoの優位性というわけだ。

 最後に守安氏は、一ヶ月のフリートライアルや60分間のPoC(Proof of Concept)などを紹介し、「ぜひとも第一歩を踏み出してほしい」とメッセージを送った。

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この記事の著者

守安 孝多郎(モリヤス コウタロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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