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なぜ日本企業のDXは進まないのか──ドーモ守安氏が語る、データ活用の3つの障壁と経営戦略と起業家精神

Biz/Zine Day レポートVol.1:ドーモ株式会社 守安孝多郎氏

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 急速に広がりつつあるデジタルトランスフォーメーション(DX)。しかし、その途上で「データはある、可視化もできた。しかし、どうビジネスに活かせばいいのか?」と先が見えなくなり、戸惑う企業も少なくない。そうした企業が乗り越えるべきが“3つの壁”だ。しかし、どうやって壁を乗り越え、企業にとって本質的なデータ活用を実現し、経営変革に結びつけていくのか。ドーモ株式会社で企業のデータ活用支援に取り組んできた守安孝多郎氏が、壁を乗り越えるために取り組むべき施策について具体的な事例を交えて解説した。

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データ活用に取り組むが十分な成果が出ない、日本企業の現状

 DXにはじまり、DX Management、データドリブン経営、データ分析、デジタル変革、デジタルイノベーションなど、様々な用語が飛び交っていることから伺えるように、企業におけるデータ活用への意欲は増すばかりだ。

 しかし、2019年5月のガートナーの調査によると、国内企業において、全社的または一部の事業でもデータを利活用している企業は半数以上あるのに対し、そのデータの利活用から「ビジネス成果を十分に得ている」という企業はわずか3%、「ある程度得ている」という企業を含めても約1/3にとどまる。デジタル変革の推進に躍起になっていても、実際にはデータ活用をビジネス成果に紐づけられている企業はほんの一部にすぎないことが伺える。

国内企業におけるデータ活用の現状

 守安氏は「企業のDXには、啓発・意識づけにはじまり、方向づけ、はじめの一歩、定着化とステップを踏んでいくことが重要だ。しかし、どこに向かうのか、どのような成果を出すのか、何をすべきなのか、どのように進めればよいのか、それぞれ定まっている企業は非常に少ない」と語る。その結果、メソッドやツールを導入することからはじめてしまい、着手したものの、そこからどう展開するか途方に暮れてしまうというわけだ。

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自社が目指すべき「DXのレベル」、立ちはだかる「3つの壁」

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この記事の著者

守安 孝多郎(モリヤス コウタロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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