今回提供開始した機能は、名刺をスキャンするだけで、相手企業との契約情報が確認できる、Sansanのオプション機能。Sansanと外部アプリケーションが連携し、名刺を起点とした新たな業務効率化を提供する「Sansan Plus」の枠組みで提供されている。
この機能では、名刺をスキャンした際に、Sansanによってデータ化された名刺の「会社名データ」と、クラウドサインに登録されている契約データとを突合。該当企業とユーザー企業との契約情報のうち、「契約締結の有無」「契約時期」「契約名」など、必要な情報だけが、Sansan上で通知される。
また、Sansanの会社詳細画面上でも、これらの契約情報を確認することができる。契約内容の詳細は、会社詳細画面から、クラウドサインのサービスに飛び、確認することができる。なお、その際の閲覧権限は、クラウドサインのアカウントをもつ社員に限定され、コーポレートガバナンスに充分配慮した機能を提供するという。
企業はこの「契約管理オプション」を活用することにより、コロナ感染拡大防止の観点で広まる、法務部門のリモートワーク、テレワークを推進することが可能となる。また、コーポレートガバナンスと経営のデジタル化を両立させ、スムーズな商談活動や企業アライアンスの実現を可能にする。