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アドビ日本法人社長が語る、過去最高益を実現した3つの成功要因。日本企業のデジタル人材育成支援への意欲

ゲスト:アドビ株式会社 代表取締役社長 ジェームズ・マクリディ氏

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 世界的な経済の停滞に苦しむ企業が多いなか、アドビは2020年度の収益が過去最高に達した。背景には、同社の事業がデジタルやクラウドを扱うものであることのほか、M&Aなどの巧みさがありそうだ。日本法人代表取締役社長のジェームズ・マクリディ氏に、同社の強さの秘密と日本企業に対する期待を聞いた。

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アドビ株式会社 代表取締役社長 ジェームズ・マクリディ氏(James McCready)

米国マサチューセッツ州ベントリー大学にて経営学の理学士号を取得。1991年から97年はプロ野球選手としてNYメッツにピッチャーとして在籍。その後、20年以上にわたりEMC(現 Dell EMC)で米国とアジアにおけるエンタープライズセールスとマネジメントの職務に務め、2012年から16年の4年間、EMC JapanのCOOとして東京に在住。2018年4月から現職。

コロナ禍の2020年度に過去最高収益を達成

 アドビの発表によると、2020年度第4四半期の収益は過去最高の34億2,000万ドル(前年同期比14%増)、2020年度通年の収益も過去最高の128億7,000万ドル(前年比15%増)であった。

 コロナ禍でも好調な理由について、マクリディ氏は同社がデジタル・カンパニーであるという点を挙げた。仕事をオンラインに移行するのが比較的容易であったことに加え、他社のデジタル化をサポートするという同社のビジネスにとって、この状況がむしろチャンスだったのだ。

 チャンスに恵まれたといっても、それまでの積み重ねなしには、前年比15%の増収という大きな飛躍を遂げることはできなかっただろう。

 マクリディ氏は「ほとんどの企業は追い風のあるビジネスが1つあればラッキーだが、我々には3つある」と語っている。

 1980年代にプリンタ向けのソフトウェアでビジネスを始めた同社は、その後「Illustrator」や「Photoshop」など、クリエイターの仕事に欠かせないソフトウェアを世の中に提供するようになる。今では「デジタルエクスペリエンスで世界を変える」という理念のもと、「Creative Cloud」「Experience Cloud」「Document Cloud」という3つの柱でソリューションを展開し、コンテンツ制作だけでなくデジタルマーケティング、デジタル文書や電子サインによるデジタルワークフローなど、ビジネスの領域を大きく広げているのだ。

Adobe’s Strategy図版提供:アドビ株式会社

 そういった拡大が成功した要因として、戦略に沿ったM&Aのほか、サブスクリプション型のビジネスへの移行、従業員体験(EX:Employee Experience)を重視する経営のあり方が大きそうだが、この3つに共通することとは何であろうか。

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経営基盤は「人とカルチャー」、そして「顧客の声」

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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