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アドビ日本法人社長が語る、過去最高益を実現した3つの成功要因。日本企業のデジタル人材育成支援への意欲

ゲスト:アドビ株式会社 代表取締役社長 ジェームズ・マクリディ氏

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社員同士がケアをし合うような良質なコミュニティ

バーチャル乾杯写真提供:アドビ株式会社

 アドビでは、データを顧客だけでなく社員を見るときにも活用している。各社員の状況を理解し、状況に応じてアクションを取ることで、社員の生産性向上、ひいては各個人のウェルビーイングを実現しようとしているのだ。

「各部門のリーダーすべてが声を揃えて言うことは、『アドビの最大の財産は人だ』ということです。そしてCEOのシャンタヌは、EX(従業員体験)をとても大切にしています。社員が満足するということと、お客様の満足およびビジネスの成功との間には明らかな相関関係があり、世界中のアドビのリーダーたちは、ここに高いプライオリティをおいています。ですから、お客様に対して素晴らしい体験を提供するのと同様に、自分たちのチーム、メンバーに対してもそれを届けようとしているのです」

 コロナ禍において、アドビではリモートワークへの移行が非常にスムーズに進められた。それは同社がデジタルの活用に長けているということに加え、EXの観点から従業員をケアしていることも大きいようだ。

「私たちは最近もたくさんの人を採用していますが、彼らはまだオフィスに来る機会がありません。新しく入社した方々とオフィスで対面して会うことができないという環境下において、彼らがちゃんとアドビの一員と感じられているだろうか、という点にとても気を配っています。また、フェイス・トゥ・フェイスでお客様や同僚と会えないなかで、課題や懸念もあるでしょう。そういったことに対して、社員が提案できるようになっているかどうかにも、目を配っています」

 実際に社員からの提案で、社員同士が趣味やさまざまなアクティビティを共にするフォーラムを作れるようにした。オンラインで「乾杯」をしたり、一緒にヨガやストレッチをしたり、自由にフォーラムを作ってつながることで、担当業務や所属部署を超えたカジュアルな出会いとコミュニケーションが可能になったという。

 マクリディ氏は「アドビの素晴らしいところは、たくさんのクリエイティブな人たちが、お互いをどうやってケアするかを気遣っているところだ」と語り、良質な社員コミュニティが形成されている自社の文化への誇りを示した。

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日本企業の「デジタルタレント育成」を支援したい

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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