「MNTSQ for Enterprise」は、MNTSQが提供する、大企業の契約関連ファイルを解析することで、契約データベースを構築し、契約業務のナレッジマネジメントを行うサービス。
コロナウィルス感染拡大を機に働き方改革が加速し、電子署名サービスが急速に普及したことで、デジタル上に存在する契約書の数が大幅に増加。MNTSQは、これらの契約書を最小の手間で電子帳簿保存法に依拠したかたちで管理し、資産として活かすためのシームレスな仕組みを提供することが重要と考え、今回のクラウドサインとの連携を行ったという。
クラウド契約サービスのクラウドサインは国内を中心に14万社以上で採用されており、累計契約送信件数は400万件以上の実績がある。MNTSQ for EnterpriseとクラウドサインがAPI連携することで、クラウドサイン上で締結した契約書を手作業でアップロードせずとも、自動でMNTSQ for Enterpriseに取り込むことが可能になった。機械学習技術を活用することで、追加工数なく契約書のナレッジ化を行える他、半自動的に電子帳簿保存法に準拠したメタデータを付与し、他のチャネルで締結された契約書と同様に台帳管理を行うことが可能になるとしている。
本連携に関して、MNTSQ 代表取締役 板谷 隆平氏は以下のように述べている。
「2021年3月時点で、既に導入企業数が14万社を超える電子契約サービスでトップシェアのクラウドサインとサービス連携できたことを嬉しく思います。2021年1月に発表されたクラウドサインの機能開発ロードマップでも、「エンタープライズ向け機能」は重点領域とされておりました。大企業の契約業務を高品質化・効率化させるためのサービスという意味で、MNTSQとクラウドサインは志を共にしていると感じております。本連携によってユーザー企業のみなさまに提供できる付加価値はより高まるものと確信しております」