当たり前な“理”に則ったルール作り
こうした深津氏の“サービスプラットフォーム=エコシステム(生態系)”という考え方に対し、陳氏も「テンセントのUXデザインでも同様に感じている」と共感を示し、「テンセントはソーシャルプロダクトの提供が主事業であり、様々なタイプのユーザーやサービスが存在する。そのため、どうしたらユーザーとサービスの間に良好でポジティブな関係が生まれるのかを第一に考えている」と語った。
たとえば、WeChatやQQ(PC用ソーシャルメディア)は、「つながりを築く」というテンセントのビジョンを代表するサービスであり、どうやって人と人、人とサービス、そして人と企業・ブランドのつながりを築くかが大きな課題であり、そのためのルール作りは慎重に考える必要がある。それでは、実際に人がどのようにつながるか、どのようにグループが良好な関係を構築するのか。