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製造業DXのススメ

事例で学ぶ、製造業の業務プロセスを大きく変えるAI活用

第4回

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AIによる製品設計──ジェネラティブデザイン

 従来、製品設計は人間に依存したプロセスであると考えられていましたが、現在は、設計における制約を考慮しつつより高い性能を追求するためにAIを採用するケースが増えつつあります。AIによる設計手法は「ジェネラティブデザイン」と呼ばれており、AIが膨大なデータ(IoTデバイス、競合他社や市場に関する集計、製品に対する顧客認識など)から学習して設計プロセスの一部を補完することで、設計部門や製品開発部門はデータの潜在的な価値を引き出せるようになります。

 また、付加製造プロセスでも、付加製造(AM)技術と材料工学が進化したことで、ジェネラティブデザインが浸透しつつあります。AIが設計した3Dモデルと3Dプリンターを使用して、最適な機能部品や複雑な形状を簡単に製造できます。

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志田 穣(シダ ミノル)

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