この実証実験では、ユーザーが使っている既存システムで発生する、入荷時や出庫時の計測、検品、在庫管理、棚卸、インボイス作成や帳票ラベルなど書類作成に関する業務を、クラウドやオンプレミスで提供する専用のソフトウェアで管理する。これにより、人手のかかるマニュアル作業を見直し、自動化することで適切な人員配置につなげるという。
また、既存のシステムと連携することで、サービスの一部だけでも利用可能で、倉庫作業に合わせた最適な形に組み合わせた運用を実現。これによって、倉庫業務における諸課題を解決し、効率化が可能になるとしている。
「HAKO-FLO」主なサービス
- RFID:箱の情報を端末で素早く計測、受け入れや棚卸業務を効率化
- LIDAR:センサー内蔵タブレットで入荷する箱の大きさを自動計測
- Eye:在庫数、箱の位置スペースをAIで自動検知し、作業者に通知
- Tracking:箱の状態、場所を受け入れから出荷まで追跡(現在開発中)
- Cloud:箱に関するデータをストレージ・シェアし、見える化(現在開発中)
同社は今後、クライアントの物流倉庫システムの課題を解決する、新たなサービス機能を追加し、ソリューションの提案を推進していくという。