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民主化する「プロトタイピング」の新潮流

新規事業開発でノーコードツールをいつ使うのか──プロトタイプの忠実度とユーザーフィードバックの質

第2回

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なぜプロトタイピングは「早くつくる」「安くつくる」「並行してつくる」ことが重要なのか

 ノーコードツールを使うタイミングをご説明する前に、プロトタイピングで重要な「早くつくる」「安くつくる」「並行してつくる」について説明していきます。

 まずは「早くつくる」ことが重要である理由です。2011年に発表されたピッツバーグ大学のJooyoung Jang博士による論文では、大学のデザインプロジェクトに取り組む、5~6名程度で構成された53チームについて、課題に対して革新的な製品を設計できたかという観点で、より良い結果を残したチームが、より早い段階でプロトタイピングを実施していることが確認[2]されています。つまり、優秀な結果を残したチームは早いタイミングでプロトタイプをつくり、優秀でない結果のチームはプロトタイプ制作タイミングが遅かったのです。Jooyoung Jang博士以外にも、プロトタイプを早くつくることが良い結果につながることは多くの研究結果が示しています。

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この記事の著者

三冨 敬太(ミトミ ケイタ)

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