本実証では、サーキュライズの暗号化技術により、サプライチェーン内の各企業の機密情報や公開情報を管理・共有。実証を通じ、バイオマスやリサイクル原料を使用した製品のさらなる高付加価値化や原料管理の高度化に寄与するべく、高いトレーサビリティ精度を有するサプライチェーン構築の有用性を検証するという。
また、三菱ケミカルは、プラスチック油化のケミカルリサイクル設備の建設や、それに伴う原料プラスチックの調達など循環型社会形成に貢献する技術・仕組みの実装に加えて、透明性・信頼性の高いサプライチェーンを構築することで、サステナブル製品の浸透とサーキュラーエコノミー実現に貢献するとしている。