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伊藤忠商事、商業規模の国内SAF製造実証およびサプライチェーン構築に参画

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 伊藤忠商事は、JERA、三菱パワー、東洋エンジニアリングと共同で、木質バイオマスを原料としたガス化FT合成による商業規模の持続可能な代替航空燃料(SAF)の製造技術の確立およびサプライチェーン構築に取り組む。

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 この事業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて、国内における将来のSAF供給の一端を担うバイオマス由来の航空燃料を早期に市場に流通させるために必要な条件、施策、技術的課題を検討するもの。事業期間は2021年度から2024年度の約4年間で、2021年度から約2年間の事業化可能性調査を行う。その結果を踏まえ、実証設備の建築やサプライチェーン構築に向けた準備フェーズへの移行を判断する計画だという。

 伊藤忠商事、同社グループの顧客ネットワークを最大限活用しながら、この事業から生産される副生物の販売、活用についても検討を行う。この助成事業での調査、製造実証を経て、原料調達、製造技術、製品供給までのサプライチェーン全体の確立及び事業化を目指すという。

本事業の各社の主な役割

  • JERA:商業設備規模の検討、適用法令対応の検討、原料調達可能性調査、SAF原油 と石油由来燃料の混合方法検討、SAF市場調査、事業可能性評価
  • 伊藤忠商事:SAF供給方法検討、副生物の販売を含む活用検討
  • 三菱パワー:商業規模ガス化設備基本設計
  • 東洋エンジニアリング:商業規模FT合成設備基本設計(蒸留設備含む)

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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