新型コロナウイルス感染症の拡大以降、急速に広まったテレワークをはじめとした新しい働き方への対応や急増するSaaSの導入などにより、企業のITインフラを管理する情報システム部門(以下「コーポレートIT」)の業務は年々負担を増しているという。ラクスルの新事業「ジョーシス」は、従業員・ITデバイスの管理・デバイス購入からキッティング・入退社に伴うSaaSアカウント管理・日々のヘルプデスク対応までを自動化する機能を提供し、コーポレートITの業務負荷を軽減することを目的にしている。
「ジョーシス」は、ラクスルが強みとする調達・オペレーション力を活用し、コーポレートITのアナログな支援業務の自動化を実現。SaaS/EC/BPOと複数のサービスを通じてそれらを提供し、コーポレートIT領域の「不」を解決することを目指すという。
「ジョーシス」のサービスの特長
1:台帳管理機能で従業員ごとにデバイス・SaaSの利用状況を一元管理
人事系SaaSと連携したクラウド従業員アカウントを管理が可能。API未対応アプリやオンプレソフトウェアも一元管理でき、アカウント管理だけでなく、契約体系や料金も管理できる。
2:ジョーシオンラインストアで、デバイス購入~キッティング依頼が可能
企業内で利用するITデバイスを業界最安値クラスで購入できるオンラインストア機能が有る。オンラインストアで購入したデバイスについては、キッティング後の納品・ジョーシス倉庫での保管も可能。また、外部で購入したデバイスについてもジョーシス倉庫に送付することで、キッティングだけのアウトソーシングにも対応している。
3:SaaSアカウント管理
「ジョーシス」上で一元的にさまざまなSaaSのアカウント管理が可能。アカウント発行・権限/プラン設定~アカウント削除・停止までをジョーシス上でワンクリック対応可能なほか、従業員台帳と連携してSaaSの利用状況を把握することができる。SaaS利用状況を可視化することで、不要なコストの削減も可能になるという。